茶色いヒゲは「ヤケ」と言い、「髭ヤケ」と言い表します。食事の際や水を飲む際など毎日付着するので気がついた時には茶色く染まってしまっています。

その茶色い髭のお手入れの仕方をご紹介します。

汚れ

ペットフードの脂などが付着してすぐに汚れてしまうので、食後は吹いてあげましょう。また水を飲んだ後も吹いてあげましょう。清潔に保つことが1番です。

それでも取れない場合は、水を含ませたタオルを優しく当てながら拭きましょう。乾いたタオルやアルコールを含ませたものは皮膚にダメージを与えるので避けてください。

大変かもしれませんが、こまめに拭き取るようにしましょう。

ミニチュアシュナウザー 茶色 ヒゲ 手入れ

エサ

普段皆さんがワンちゃんにあげているエサには甘味料や着色料が含まれており、これらのような化学物質が口周りの毛(髭の)色を変えてしまうのです。

毎日食べるエサですから、化学物質がワンちゃんの体内で蓄積されヨダレの原因になります。体に影響を及ばさないエサをあげたいですよね。

甘味料や着色料が含まれない、オーガニック(添加物が入っていない自然由来)を選びましょう。サプリメントも同様で、添加物を含まない物を選んであげましょう。

口内環境

ヨダレ焼けの原因にヨダレに含まれる雑菌が含まれています。この雑菌が繁殖することで髭が茶色くなります。口内環境を良くする手っ取り早い方法は、歯磨きです。「こまめ」にしてあげましょう。

しかし、歯磨きを嫌がるワンちゃんもいるので、そういう場合には徐々に慣れさせましょう。口周りに触れる回数を多くすることで、歯磨きへの抵抗も少なくなるでしょう。

慣れさせる訓練と考え、時間も出来るだけ短くして根気よく接してあげてください。慣れてきたら口周りだけでなく、歯に触れることにも挑戦してみましょう。

上唇をそっと持ち上げて歯が見えたら触ってみましょう。こちらも慣れてきたら、最終段階である奥歯に触れてみてください。
徐々に慣れさせ、歯磨きが出来るところまで持っていくことが理想です。

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アレルギー

人間の場合も同じで、日々食事をして生きていくためには、どの食べ物にアレルギー反応が出てしまうのか知っておくことは非常に大切です。動物病院に行き、1度しっかり調べてもらい原因を特定しましょう。

原因の中には、エサだけの問題ではないこともありますが、ひとつずつ原因を取り除くことで快方に向かうでしょう。

まとめ

犬を飼う上で健康や衛生に気を配らなければいけないことは、とても大変なことですが、犬も動物です。命ある動物です。そして家族の一員です。

「飼う」というのは「世話」をすることです。私たちは自ら口の周りを拭くことや、歯磨きをすることが出来ますが犬たちは出来ません。やってもらわないと綺麗に、清潔に保つことが出来ません。

愛(する)犬のためなら惜しくないと思うので、ぜひ、快適に暮らせるよう手入れをお願いします。

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