ミニチュアシュナウザーは比較的外耳炎になりやすい犬種です。
どうしたら外耳炎をよぼうできるのか、また、なってしまった時の治療法などについても調べ、まとめてみました。
外耳炎の症状とは?
犬の外耳炎は、外耳道(音の通り道)に炎症が起きている状態です。
外耳炎の主な症状は、頭を激しく振るようになる、耳を触られると嫌がる、悪化してしまうと鼓膜が破れる、耳からの臭いが臭くなるなど、様々なものがあります。重
症化してしまった場合には、嘔吐やふらつきなども起こします。
外耳道になる原因
外耳道になってしまう原因は様々なものがあります。マラセチアなどの真菌や細菌の繁殖・感染によるもの、寄生虫によるもの、異物によるもの、アレルギーなどによるもの、ホルモン異常によるもの、耳のケアが不十分で起こるものなどです。
異物によるものには耳垢が多く溜まっていること、ポリープ、腫瘍などです。ホルモン異常には、甲状腺ホルモンが大きく関係していて、甲状腺機能低下症をおこしてしまった場合には外耳炎になってしまう可能性も高くなります。
外耳炎の予防、対策
予防・対策方法としては、耳の中の毛を短くしてあげる、耳垢が溜まっていたらとる、梅雨などの湿った季節には耳の中を乾燥させるなどがあります。
治療方法とは?
治療方法には様々なものがあります。殺菌治療、アレルギー対策、異物の除去、寄生虫の処理など、症状に合わせて治療を行います。
一般的に多く行われている治療は、耳の中の洗浄と投薬です。耳の中を消毒し、その後に耳にさす点耳薬、飲み薬を処方されます。異物が原因の場合で、腫瘍やしこりなどがある場合には外科手術が施されます。
一度発症してしまうと、再発や慢性化しやすい病気です。症状にもよりますが、長期にわたって通院しなければならないこともあります。
治療費は軽度なものから重度なものまで様々ですが、軽度であれば5000円程度です。
まとめ
ミニチュアシュナウザーは多少、外耳炎を発症しやすいので、普段から耳掃除などを定期的にしてあげるとよいでしょう。
症状が悪化する前に気づいてあげることが重要です。