愛犬のミニチュアシュナウザーが肥満脂肪腫になってしまったら悲しいですよね。ここでは治療法や対策、原因や予防法までを調べました。

肥満細胞腫とは?

肥満細胞腫とは犬の皮膚にみられる腫瘍です。肥満細胞が悪化してしまい、腫瘍になってしまいます。

そもそも肥満細胞は体中に存在しています。また、太っている(肥満)とは関係がないものです。

内臓にできることもありますが、ほとんどが皮膚にできます。この腫瘍は悪性から良性まで様々です。皮膚は被毛に覆われているため、日常生活の中で見つけるのはなかなか難しいかもしれません。

ミニチュアシュナウザー 肥満脂肪腫 治療 対策 原因 予防

症状は、皮膚にしこりができる、皮膚が赤くなって腫れている、皮膚のしこりから出血がある、毛が抜けるなど様々です。また、進行すると吐き気や下痢、血が止まりづらくなってしまうなどの症状も見られます。

見た目では良性か悪性かはわからないでしょう。悪性の場合には転移することも考えられます。転移の好発部位はリンパ節や脾臓、肝臓、骨髄などです。

原因

肥満細胞腫の原因は正確には不明です。しかし、発症年齢が平均で9歳となっています。これよりも若い年齢での発症は遺伝が原因ではないかといわれています。

治療方法

肥満細胞腫の治療法には、手術、放射線療法、抗ガン治療などがあります。

最も行われるのは手術での摘出です。その後にも、転移などがみられる場合には放射線治療や抗ガン治療などが行われます。他にも内科療法があります。飲み薬、注射などです。

転移などが見られる場合に行われる抗ガン治療ですが、副作用もありますので、注意が必要です。

スポンサードリンク

予防方法

日頃からマッサージやブラッシングをしてあげるのがよいでしょう。手でマッサージしてあげることにより、できものができていないかを常にチェックすることができます。

早期発見することによって、転移などを防ぐことができます。また、定期的に医療機関を受診し、健康診断をしてあげるのもよいでしょう。

まとめ

肥満細胞腫にかかりやすいというわけではないですが、どの犬種でも起こる可能性のある病気です。日常的にマッサージやブラッシングをして早期発見することを心がけましょう。

スポンサードリンク

スポンサードリンク